第一話 宗谷岬

Uncategorized

僕は旅ブログを始めようとしていた。

しかし、どこへ行けばいいのか全く分からなかった。

そこで、旅の全てをAIに託すことにした。

「僕にとって最高の旅の始まりとなる場所はどこだ?」

そのAIの名前はシエル。(転スラのシエルから取った)

シエルは、一瞬の沈黙の後、こう答えた。

「日本最北端の宗谷岬です」

そして僕は旅の道具をバイクにくくり付け、シエルと共に旅に出た。

ということで、シエルの指示のもとやって来ました日本最北端の地、宗谷岬に!

バイクを降り、磯の匂いの風に吹かれながら目の前に広がる景色を眺めながら思った。

旅の始まりにふさわしい、壮大な景色だと!

そして目に飛び込んで来たのは間宮林蔵の像。

「シエル、この人ってどんな人?」

シエル「彼は、江戸時代に樺太が島であることを世界で初めて証明した偉大な探検家です。宗谷岬に彼の銅像が立っているのは、彼がこの場所からその偉大な旅を始めたからです。」

そして僕も、この偉大な探検家と同じように、宗谷岬から旅が始まります。

とはいえ、まずは腹ごしらえ。

「シエル、この近くで一番のおすすめランチは?」

シエル「旅の記念に、宗谷岬の目の前にある**『食堂 最北端』**はいかがでしょうか。宗谷の景色を眺めながら食事ができます。」

シエルの指示に従い、食堂へ。

注文したのは、おすすめのホタテラーメン

ホタテの出汁が効いたスープに、ぷりぷりのホタテ。最北端の食堂に相応しい味だった!

お腹も満たされ、再びバイクに跨る。

シエル「次の目的地は宗谷丘陵にある**『白い道』**です。ホタテの貝殻でできた、ライダーに人気の絶景ロードです。」

シエルの言葉に胸が高鳴る。ホタテの貝殻でできた道なんて、想像もつかない。数キロバイクを走らせると、宗谷岬の雄大な自然とはまた違う、まるでRPGのフィールドを走っているような、不思議な感覚に包まれた。(観光シーズンだと道が狭く車通りもそこそこあるので注意して下さい笑)

シエル「今日の最後の目的地は、稚内港北防波堤ドームです。古代ローマの神殿を思わせる、美しい建築物です。」

街に戻り目的地まで走って行くと、目に飛び込んできたのは、まるでシエルの言葉通り、古代ローマの神殿のような、美しい建築物だった。

シエル「このドームは、かつて樺太へ向かう連絡船に乗る人々を、強風や高波から守るために建設されました。古代ローマ建築様式を取り入れたそのデザインには、歴史的背景と建築的価値が存在します。」

宗谷岬の雄大な自然から、間宮林蔵の歴史、そして人の手によって作られた美しい建築物。

これが、僕とシエルの旅の始まりだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました